ミネミツ ユウ 日本の心を知る旅

日本の良さを知る為の旅をしてます。その時に感じた美しさや感動。旅を通じて生まれた考えを写真や言葉を通じて多くの人に伝えたい。

「一隅を照らす」を知る:比叡山延暦寺(滋賀県大津市)

比叡山延暦寺で「一隅を照らす」の意味を知った時の話です。

 

旅の途中、琵琶湖の近くを通った時に周りに何か無いかと調べたところ

比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)が出てきたので行ってみる事にしました。

 

歴史の中に出てくる場所に行けるというだけで

すごくワクワクしていたのを覚えています 笑

 

琵琶湖を眺めながら比叡山へ。

 

比叡山を登る途中、風景を見ていた時

琵琶湖と周りの街に

空から光が降り注いでいてとても綺麗でした。

 

光が降り注ぐ琵琶湖と街

光が降り注ぐ琵琶湖と街

そして比叡山延暦寺に到着。

 

◾️比叡山延暦寺とは

 

平安時代初期の僧・最澄(さいちょう)(767年 - 822年)により

開かれた日本天台宗本山寺院。

日本天台宗とは、今から1200年前の延暦25年(806)

伝教大師最澄によって開かれた宗派です。

 

延暦寺というのは比叡山の山内にある1700ヘクタールの境内地に点在する

約100ほどの堂宇の総称。

一棟の建造物があるわけではなく、

山内を地域別に、東を「東塔(とうどう)」

西を「西塔(さいとう)」、北を「横川(よかわ)」の3つに区分し

それぞれに本堂があります。

 

 

まず最初に西塔から行きました。

いつも通り人の少ない早朝です。

 

西塔への道

西塔への道はここから始まる

 

受付小屋で参拝料金を払った後に奥へ進んでいくと

常行堂・法華堂(にない堂)があります。

堂の中からお経を読むお坊さんの声が聴こえました。

お掃除をしているお坊さんもいらっしゃいました。

 

常行堂・法華堂(にない堂)

常行堂・法華堂(にない堂)

 

常行堂・法華堂の真ん中を潜った先の階段を降りると本堂があります。

 

常行堂・法華堂から本堂へ続く階段

常行堂・法華堂から本堂へ続く階段

西塔の本堂

西塔の本堂

 

自然の美しさ・荘厳なつくり・歴史の深さに感動しました。

「遥か昔からお坊さん達はここで修行していたんだなぁ」と思いながら

しばらくその場の空気を感じていました。

 

その後に本堂の周りを歩いていると脇から山の中に入れる道を発見。

山の中に入った瞬間目の前に素晴らしい景色が広がりました。

 

 

 


この霧に包まれた幻想的な森の中に居た僕は

「現実ではないどこか」にいるような感覚になりました。

 

今までも霧がかった森や山は当たり前にありました。

でも何か雰囲気が違う。

朝の清々しい空気と霧と緑のせいなのか

それとも違う何かなのか

いつもとは決定的に違う空気がありました。不思議な感覚です。

 

僕はあまり幻想的な空間に冒険心が刺激され

「これだよっ!探してたのは!!!」と

テンションが上がり森の中を走り回りました 笑

(誰かに見られてたら変な人だと思われただろうな…)

 

走りながら写真を撮っていると

森の中にポツンと立っている「一隅を照らす森」と書かれた石を見つけました。

 

一隅を照らす森

一隅を照らす森

 

「一隅を照らす??どんな意味何だろう?」と思いその場で調べました。

 

「一隅(いちぐう)を照らす、これ則(すなわ)ち国宝なり」

 

これは、天台宗の開祖である最澄(さいちょう)の言葉でした。

この言葉の意味はとても深く、良い言葉だと知りました。

 

簡単にまとめると

 

今あなたにあたえられた場所・立場で最善を尽くし、

光り輝く事で周りの人や社会・国を明るく照らす事に繋がるよ。

といった意味があるそうです。

 

もっと深い意味があるので気になった方は調べてみて下さい。

 

確かに生き生きとして活力の溢れる人と出会うと

こっちも元気が出てきます。

そしてそんな人の言葉は心に響く時がありますよね。

 

僕はこの言葉や意味を知っているだけでも

頑張りたい時に思い出すだけでも

何かが少し変わるかもしれないと思いました。

 

この言葉に出会えただけでも延暦寺に来て良かったと実感しました。

  

 

そして散策を続行。

 

森の中でお地蔵様?木霊?を発見。可愛い

森の中でお地蔵様?木霊?を発見。可愛い

森の中のお地蔵様

森の中のお地蔵様

不思議ですけどこの大きな木に見られてるような感覚がありました。

不思議ですけどこの大きな木に見られてるような感覚がありました。

霧深くとも清々しい森

霧深くとも清々しい森

しばらくこの森の中にいました。

 

不思議ですがいろんな場所に行っていると、

以前行った同じ場所や・多くの人が来たことのある場所でも、

何か違う空気・空間になるタイミングがあると感じます。
 

その後西塔から出て東塔と横川に行きましたが、

その話はまた違う記事で書きたいと思います!

 

僕はこの比叡山で体感したとても幻想的な空間と

「一隅を照らす」という言葉を忘れる事はないでしょう。

 

そして、多くの人にこの言葉・前向きな考え方を

伝えていきたいと思いました。

 

日本は本当に美しい。

風景も言葉も。

それをもっともっと探して知り、

目で見て身体で感じる。

そしてそれを伝える。

その為に生きて行こうと

あらためて思いました。

 

僕は以前、日本のイヤなところばかりに目がいってしまい、

日々の仕事や環境に追われて

美しさや良さにほとんど目がいきませんでした。

でも本当は美しいところもたくさんあります。

 

その美しさを少しでも上手く伝えられるように成長していきたいと思います。

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

 

ミネミツ ユウ